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『おくのほそ道』における漢詩の考察 ――平泉の章―― 高 春玲 キーワード：芭蕉、杜甫、春望、夏草、青みたり 要旨 本稿では『おくのほそ道』の平泉の章に於いて、杜甫の『春望』を踏まえている「国「おくのほそ道」は、元禄 2 年 (16 年) の旅の記録ですが、松尾芭蕉がこの年に欧州を巡る旅に出たのには理由がありました。 一つは、芭蕉が崇拝する伝説の歌人、西行法師の 500 回忌にあたる年であるということ。「夏草や兵者どもが夢のあと」の俳句の鑑賞文を書 かせることで，俳句の良さを感じさせ，俳句に対する自分の考えを持たせたい。 4 つ目が本時の活動である。本時では，「書くこと」を意識した活動として，「おくのほそ道」と関 連した創作を行う。 Tossランド 夏草 おくのほそ道 で主題を教える 13 夏草 おくのほそ道 教科書